最近、くそ真面目な経済ネタを書いていない

株はやっているので、経済はチェックしているが、両輪がうまく走らないので、株も塩漬け株がおおいのが実情…((泣))

たまには、経済予想記事を書きます。

以下、真面目な経済予想です


米国の景気上昇は、期待したほど強いものではないがほそぼそと続いている

2012年は大統領選挙の年なので、しばらくは楽観視できるのだろうね

QE3実施について、半年くらいはなさそうなので、為替1ドル85円を上限として、80円〜85円近辺をさまようことになるだろう

中国景気は、不透明感が強く先行きが楽観視できない

バブルがはじけたと言われているが、これがバブルなのかどうなのかもわからないので、判断には時間がかかるだろう

中国経済を予想するなかで、一番重要なのが人民元切上げ問題であるが、こちらも政治トップの交代に絡めて大幅な切り上げは予想しにくい

今後の中国経済を考えれば、人民元切上げは避けられない状態にあるので、2013年以降は人民元改革も進むことが予想される

インドについては、依然として政治と行政の動きが遅く、先日も小売業の外資開放は見送られた

内需国であるにもかかわらず、政策が追いついておらず外資導入も遅れがちなので、インド経済に対して過剰な期待はできない

また、輸入国なので原油をはじめてコモディティ価格の上昇による景気への影響は日本よりも経済生産性の低いインドにとっては非常に悪影響である

※今年は、世界的に天候不順になる可能性が高く、インドの農場では穀物が不作になる可能性も指摘されている

EUは、ドイツを除き現状では停滞もしくは後退している

景気後退のなかでの財政均衡を名目とした財政支出のカットは、景気にとっては悪影響である

戦前の日本では、昭和恐慌下で浜口内閣が金解禁を目論んで支出削減を行い、失政とされ退陣した後、高橋是清による積極財政で景気が浮揚したという例がある

※高橋是清の積極財政は、浜口内閣によってできた原資があったからだという指摘もある

これに倣う可能性があり、EUもドイツを除き現在の政権が倒れた後、次の内閣が積極財政に転じて初めて、景気が浮揚する可能性も否定できない

通貨ユーロそのものに対する懸念は後退したが、ギリシャ問題が小康状態にあるだけであって、その他の国が問題になる可能性もあり、予断を許さない状態であることは変わらない

方面毎にまとめると、依然として小康状態にあり予断を許さない状態であることは変わらないのだ

米国とイランの対立は、一時期ほど緊迫したものではなくなったようだ

選挙の結果、強硬派が強くなったものの、思ったほど積極的な姿勢が見られなくなった感がある

北朝鮮の瀬戸際外交に注目が集まっていることもあるが、イランはしばらくは北朝鮮の同行を手本に次なる行動を計画しているのだろう