
今回は、訪問国の鉄道事情を観察することも目的のひとつなので、まずはタイ国鉄のバンコク駅へ。
タイの鉄道は日本とは違い、極めて劣悪です。
1960年頃の日本の鉄道システムと似ているのではないでしょうか?
等級は、1〜3まであり、通常は2等と3等だけが付属しています。
1等は、寝台列車にのみあるようです。
2等は、リクライニング・回転座席ですが、3等は木製の固定垂直座席です。
3等車両は、大井川鉄道のSL走行時に使用される旧客車をイメージしてください…
3等車両以外は、日本で使用済みになった客車を使用しているようで、いたるところに日本語の表示がありました。
外見も日本の車両で、中も日本の車両。
レールゲージがほぼ一緒、メンテナンスもしっかりしてあるので、使い勝手が良いのでしょうね。
14系客車に乗りたいならば、タイに来るのがいいかもしれませんね〜
また、列車はすべてディーゼル機関車による運行で、機関車と客車の間には、貨物がつながっており、荷物を入れていました。
これも、1960年代頃に日本でよくみられた傾向です。
すべてが古い仕組みですが、近代化が進めばいずれは見られなくなる光景でしょうね…
でも、タイにおける長距離鉄道の近代化ありえるのかな?
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