今年の正月にあった、中学時代の同窓会の話を以前こちらに書きました。

 その時に、フリーターの知人も来ていたと書きましたが、フリーターをしている知人の発言で少し、引っかかっていることがあるので、書きます。

 1次会が終わり、会計の段階になると知人が、すべて君もちだよね!?と言い出しました。

 ヤマト運輸で引越し作業をメインとして働いている知人は、私に対して所得があるだからおごるのは当然だと言ってきたのです。

 2次会ならばまだしも、1次会からそのようなことを言われると、興醒めします。

 会社の飲み会などでも、1次会は各自が支払い、2次会から年長者が若年者に対して配慮する形でおごってもらう(上司が部下の労をねぎらう)のが一般的なのではないかと考えていますが、その知人にはそのようには考えてないようで、ともかくおごれと連発します。

 所得があるのだから、おごれ!!会社の寮に入って月1万円しか住居費がかからず、金が余っているのだからおごれ!!と、おごれおごれ連発で、こちらも意地になって、絶対におごるものかと思いました。

 もともと、2次会はおごるつもりにしていたので、費用はだしましたが、2次会の酒がまずかった…

 知人の話では、ヤマト運輸の世界では、年上がおごるのは当然という風潮があるようですが、非正規社員の給与でおごっていたのでは、給料はいくら残るのでしょうか?

※正社員はさらにたかられるのでしょうか?

 正社員でも、ヤマト運輸の場合、所得が高いわけではありませんので、このような習慣があるのならばお気の毒なことですね…

 私の主張としては、所得が高ければ税金も高いので、可処分所得の%は低いのです。

 また、性格の細かい私としては、いくら金銭的に自由だったとしても、すでに予算は組んであり、余剰金は発生しまん。

 仮に、1次会の費用を出せば、それは想定外支出となります。

 所得が低いのだから、おごれ!!と連発する彼は、自分自身が負け組にいることをまわりにふれ回っているようでした。

 非正規は、負け組だと言われています。

 給料が少ないので、負け組という考えもありますが、考え方が負け組になる原因だと思います。

 金があるから、使ってしまうので、金がない。

 欲を抑えるか、所得を増やすかしないと、収支は改善しません。

 負の連鎖から抜け出すには、かなり改革が必要だと思いますが、かなり手間と時間がかかる面倒な作業です。

 面倒なことが嫌だから、ヤマト運輸の引越し作業員という非正規社員を選んだのでしょうから、知人は一生考え方を改めないでしょうね…

 私は、あのようにはなりたくないので、勝ち続けるための改革を常に行います。
 
 追伸

 ヤマト運輸で引越しの仕事などをしていると、体力がいるので、食事量も多いです。
 となると、食費もかかりますので、エンゲル係数は必然的に高くなります。
知人の時給は、950円です、月収15万円程度ですが、食費は5万円から9万円程度かかるそうです。

※知人は、酒・タバコもします。パチンコはやめたそうですが…

 働けど、働けど我が暮らし楽にならず…

 このようなモデルをしていて、経済的に立ち行かなくなれば、自業自縛ですね…