正直言って、驚きを隠せない。

選挙がもっと早く行われていれば、実現したであろう小沢政権が公設秘書の逮捕が発端となって、夢幻となる可能性がでてきた。

永田町に激震が走り、海外も日本の政治情勢が今後も不安定になると見て、ドル円相場にも影響があり一時期99円後半にまで迫った。

小沢氏の金権問題は世界全体に波及し、民主党の追撃も緩むが、対する自民党はこの間にどのような選挙対策を行うのだろうか?

もとを正せば、小沢氏も自民党の人間で中枢にいた人物だ。
叩けば埃が出てくるのは不思議ではない。
菅氏や鳩山氏など自民党出身で民主党の実力者たちも怪しいと睨む人も多いだろう。

今後、株価も少なからず影響を受けるだろうが、今回のことでわかったことは、結局、政治家はみんな悪いことを大なり小なりやっていたということだ。

記憶に薄い方もいると思うが、社民党の辻本氏などは鈴木宗男氏をアフリカのODAや北方領土の利権などを国会で追及していたが、自身が秘書給与について不正を行っていたことが発覚したこともあった。

 羊頭狗肉、狸と狐の化かしあい、政治の世界はいつの時代も陰謀と利権の奪い合いを行っていることが今回の件でよくわかりました。

 国民は、騙されているのを知りつつも、信じられる政治家がいないから現状を打破できない。

 小沢民主の今後の対応に注目したいです。