残り、1ヶ月と数日で入社4年目が終わり、5年目を迎えます。

この間に、色々なことがありましたが、転職をせずに同じ会社にいる私は自分自身でよくもったなと感心してしまいます。

私自身のことなのでよくわかりますが、私の性格は飽きっぽく、手を抜ければ手を抜いてしまうサボり癖のあるダメ人間なので、会社の仕組みと社会を知ることを目標に最初の会社は3年間も勤めればいいだろうとおもっていました。

3年目を迎え、転職を考えた時期もありましたが、仕事にも慣れていたことと、いざ自分のいる会社と同じ待遇の会社や興味のある仕事を探そうと思うと、希望の条件にあった会社がなく、探しているうちに、今日の未曾有の経済・金融危機に見舞われ転職ができなくなったという事情があります。

今の会社の待遇は、高給ではないですが、食うに困らない会社ですし、電子部品産業なので時代の変化も同じ製造業でも重厚長大と表現される産業とは異なり、比較的早期に対応可能ですので、定年まで私が問題を起こさなければ勤められると思っています。

 世間では、不景気の為、短縮勤務を行っている会社も多く見受けられますが、私は現在、非常に多忙です。1月の大学の同窓会以降は、2月1日まで休日がなく、16日間連続で働くという事態でした。私は、マクドの店長ですか?と思ってしまいます。

 これだけ働くと、さすがに疲れます。連続出勤の原因は、客先が短縮勤務を行ったためです。短縮勤務になった分、客先も不具合が起きた製品の問題解決にかける時間が短くなり、こちらに要望してくる時間も短くなるといるサイクルになっています。

 いつかはこのサイクルがどこかのタイミングでゆっくり回転するようになることを願うのですが、景気はいつ踊り場を脱出するのでしょうか?

 オバマ政権は、緊急経済対策を次々と打ち出しますが、下落し続ける住宅価格を下支えするほどの効果もまだでてきていません。

 2010年も経済は低迷を続けることが予想されます。2011年ごろまでは、経済はこのまま低調で徐々に回復することが予想されますが、起爆剤になるものは何でしょうか?

 これだけ、下げた金利によってどこかでバブルが起きる。次のトレンドは何か?
 勝ち馬には乗りたいが、トレンドを見抜く能力はまだありません。

環境関連がもてはやされていますが、環境関連はすでに期待大でどの程度、上昇するのか不透明です。また、環境関連のメーカーに限っては、体力のあるメーカーは少ないような気がします。

そうなると、景気回復後にこれまでの反動で大幅に上昇するセクターへの投資が候補にあがりますが、私は金融・半導体・自動車の3つのセクターが大幅に上昇すると思います。
 金融・半導体・自動車この3つの株の底を見定めて、投資するのもひとつかもしれません。

 長いトンネルを抜けると、そこは雪国だった。という文書を川端康成は書いていますが、今回の経済危機を抜けると、何が待っているのか?果報は寝て待てといいますので、地道に待ちます。