福田総理が辞任しました。

 総理大臣を務めた期間は、1年と短かく、福田内閣の成果と言われると、消費者庁や防衛庁改革の着手が挙げられますが、いずれもまだまだ改革途上です。

 辞任理由は、ねじれ国会に対する対処を上げていますが、それ以外にも閣僚たちの失言や自身の行動なども国民から反発、政治不信、党内での求心力の低下、が表れており、政権継続が不可能であると判断したようです。

 一部の評論家は、次の衆院選では民主優勢と考えているようで、10年ぶりに政権交代が実現しそうな気配がこれで一気にたかまったと思います。

 私は、民主党が政権の座に就くのはいやですので、何としても後任の総理大臣に頑張ってほしいと思いますが、ただこれ以上、自民党出身の総理大臣が短期で放棄してしまうようですと、頼れる政党がなくなります…

 安部前総理にしても福田総理にしても、政権をやむなく去る人々の目というのは、悲しい目をしていますね。

 小泉元総理の時は、意気揚々と退陣していき、今後も改革路線の継続を国民に期待させるかのような印象を与えていましたが、後任の2名は国民に不安感をまき散らしているような気がします…

 かつて、竹下登元総理が、アイドル1年、総理2年と発言したことがありましたが、現在ではもっと賞味期限が短くなり、アイドル半年、総理1年が実情のようです。

 福田総理は、1年足らずで辞任ということでした。
 後任は、麻生幹事長が有力のようですが、麻生総理誕生となりましたら、ぜひ国政改革と景気浮揚政策に期待したいですね。

 いまや、時代のキーマンとなった民主党の小沢氏にだけは総理になって欲しくない、私としては強く思います。

 今後の政界の与える影響が、経済に悪い影響を与えすぎないことを期待します。