TURACO、旅と日常を綴る

かつては、アフリカなどに旅行していました 最近はだるいので海外旅行いかず国内旅行がメインになりつつあります

2009年11月

 弱気なのは、日本株だけだろうか?
 NYダウやBVSPや、BSE、上海総合などと比較してもNIKKEI225の脱力感には落胆する。

 今朝方、発表された7-9月期のGDPもプラスとなったものの、金融株の増資ラッシュ観測などに押されて前日比変わらずの取引が続いた。
午後からは、アジア市場で株価が好調であったことなどもあり、最終的にはプラスとなったものの、膠着感が残る終値となった。

 世界経済の影響が株価へ大きいのは、日本経済の特徴のひとつだ。
 内需が乏しく、外需異存の経済モデルは戦後一貫して続いている。

 中国が、人民元高のうちに内需主導の経済モデル形成を目指しているが、少子高齢化で人口の減る日本としては中国に内需主導型の経済大国として成長してもらい、米中両国に依存する経済モデルを続けることはやむをえないだろう。

※人口が1億以上の国がさらに増えればよいが、人口だけ増えても食料問題や環境問題などを解決できる力がなければ世界経済は成り立たなくなるので、米中とプラス2(インドとアセアン)あたりが世界需要を引き受ける国になるのが、現状の世界経済では良いのではないだろうか?

 さて、そのNIKKEI225は、最近の脱力感から市場では2番底へのシナリオがささやかれ始めている。

 ロイターは、世界経済はこれから、原油高をはじめとするコモディティーの高騰によって再びインフレ圧力によって経済力が落ち、消費が落ち込むと主張してる。

 日本の新聞各社は、麻生政権時に行った未曾有の大規模景気刺激策の効果が、終わり始め、官需による底上げがなくなり、徐々に消費は落ち、価格の値下げ競争へと陥り、デフレになるのではないかと主張している。
 本文を書いている間に、政府が「デフレ」を宣言した。

 日本だけが、デフレでノックアウト、世界全体はインフレでノックアウトと相容れない理由で世界景気が下振れする可能性が高まってきた。

 考えれてみれば、日本だけがデフレになるには、企業努力の成果なのかもしない。
ただ、世界中でインフレが進めば、日本限定のデフレもいつかはインフレとなり、インフレ対策が必要なる。
※あくまでも、従来型の経済モデルで言えばの話だが・・・
世界各国の中銀が異常なまでの低金利政策を行っている現状では、従来のモデルは通じないと考えたほうが良い。すなわち、「流動性の罠」について考える必要がある。

 インフレになれば、それまでとってきたデフレ対策などは無意味になるのだが、インフレになり、輸入物価が上がる一方で、不況により輸出価格へ添加できないとなれば、資源輸入国の日本の経済は白旗状態となり、再び政府主導による景気対策が行われる。

 現在のインフレ懸念の根幹にあるものは、ヘッジファンドなどによるコモディティー商品への投資・投機が原因だ。
 彼らは、コモディティー商品を、単なる高利回り運用の対象としか見ておらず、元来の市場の目的とは離れている。
 また、リーマンショック以降に戻ってきた資金も、以前の投資先であった先進国の株や通貨ではなく、新興国の株や債権・コモディティー(とりわけ、原油と金)にも流れている。この動きにも注目したい。

 政府が規制を行うか、供給量を増やせば、高値を抑えられるが、規制を行えば、市場の自由を否定することになり、物議を醸す。一方で、供給量を増やすことは、長い年月がかかるので、短期的にとれる政策ではない。

 現在、最も注目されている原油は、1バレル=80ドルを突破した。
 これ以上の上値を追いは、現状の経済を考えれば、期待しにくいが、上がる可能性のほうが高い。

 世界も日本もインフレになることを想定し、銘柄を見直す必要があると考える。
 インフレが過度に進むと、経済は再びマイナス成長になると予想する。
 この状況下では、石油関連が有望だが、プラント・商社・元売・太陽エナジーなどの出遅れ株や調整株に注目したい。
 また、これまでの一連の景気刺激策の中で、注目をあび、再び下落し低迷している銘柄にも注目したい。


 以下の文は、三菱UFJフィナンシャルホールディングスが、1兆円規模の増資を行うと発表する前に、作成した文章ですので、大規模増資による現行株価の下落を考慮してません。

 本文

 最近のNIKKEI225の元気がないことは、先日も書いた。
 そろそろ、これまでの自分の投資活動を振り返り、保有株式の見直しを行う時期に来ているかもしれない。
 3月の7,000円から今日の1万円台回復までの牽引役は、ハイテク・化学・輸送機器関連であったが、上昇ペースも緩くなり、配当も魅力的ではなくなった。
3月比で考えると、依然として金融株は低調だが、その中でも銀行株はとくに元気がない。

 無理もない、今回の経済危機の引き金は金融危機であり、発端である金融機関とりわけ銀行株が低調なのもうなずける。

 ただ、低調なまま復活しないわけではないので、復活に備えて、買っておくと面白いのではないかという銘柄をあげてみたい。

1、 三菱UFJフィナンシャルホールディングス
2、 野村ホールディングス
3、 みずほフィナンシャルホールディングス
4、 オリックス
5、 りそなホールディングス

 上記の5銘柄に注目している。

三菱UFJフィナンシャルホールディングスは、アメリカの投資銀行モルガン・スタンレーに対して最大で8,000億円の出資を行っており、景気回復後にモルガン・スタンレーに対して行った出資が、含み益や配当という形で戻ってきて同ホールディングスに対して良い影響を与え、景気回復後は2,000円前後まで上昇するのではないかと考えている。
 現在の株価は500円前後なので、単純に考えれば4倍程度のリターンが得られる。

 野村ホールディングスは、北米を除くリーマン・ブラザーズの事業を買収し、ロンドン市場での取引が1位になるなど活発な動きを見せている。リーマン買収後の旧リーマン陣営の処遇の問題は今後も懸念事項であるものの、独立系投資銀行としてリーマン買収をてこにどこまで躍進できるのかに期待し、景気回復後は2,500円前後までの上昇を予想している。
 ただ、当然のことながら従来の野村とは違うわけなので、リーマン買収が凶と出れば株価も伸び悩むだろう。
 現在は、630円前後なので、4倍程度のリターンを予想。

 みずほフィナンシャルホールディングスは、メルリリンチ出資後にバンカメの転換権付社債へと乗り換えた1,000億円があり、金額は少ないものの三菱UFJフィナンシャルホールディングス同様に将来の含み益が期待できる。
 また、傘下の証券会社や投資銀行などの動きも活発化しており、金融再編の中でどの程度、勢力拡大が図れるに期待。
 ただ、バンカメは個人部門に力を入れていた銀行であり、米国の個人消費が落ち込み、失業率が高くなった今、デフォルトが急増し、不良債権増大への懸念が以前にも増して増えている。また、バンカメはシティーと同じで「too big to fail」とされており、オバマ政権の意向次第では解体される可能性もあり、この辺がみずほの将来にも影響を与えそうだ。
 景気回復後は、700円から1000前後までの回復を予想している。
 現在の株価は、170円前後なので、700円ならば4倍程度、1,000円ならば5.8倍程度だ。

 オリックスは、日本の金融機関の中ではサブプライムの影響も受けているが、傘下に銀行を保有しているものの、実態はノンバンクであり、大手銀行と比較しても制約は少ない。過去に幾度と不明利な点もあったが、すべてがソフトランディングで処理されており、宮内氏が会長職におり健全なうちは、安泰とみていいだろう。
 後任が、現社長の梁瀬氏になるのかはわからないが、日本の金融機関でも果敢にイスラム金融などに挑戦する姿勢を見ると、景気回復後に大きく期待できる。
 北米のリート市場の回復なども考慮しても、現在のオリックス株は割安だが、景気回復後は2.5万円から3万円台まで回復するのではないかと考えている。
 現在は、6,300円前後なので、2.5万円だと4倍程度、3万円だと4.7倍程度となる。配当も魅力的な金額なので、お勧めできる。

 最後に、りそなホールディングスだ。
 りそなは、ご存知のとおり2003年に国有化され、政府の管理下にある。
 なぜ、そのりそなを推奨するのかというと、今後は政府保有株を徐々に売却し、純民間銀行になるだろうが、その際に外資の傘下か、あるいは保険会社の参加などになる可能性が高く、嫁の貰い手探しの際に株価の上昇が見込まれる。
 一時期、フランスのクレディアグリコが触手を伸ばしていたが、サブプライムの一件でクレディアグリコ自体が資金不足なり、農林中金に出資を受ける事態へと陥ったため、中断しているが、国内第4位の銀行ならば外資へわたる可能性も高く、金融再編の渦となる可能性が高い。
 保険会社とりわけ、生保などは国内市場の縮小によって今後は合併と業態変更を余儀なくされるが、その中でりそなという看板も魅力的だ。
 国内で生き残るのであれば、りそなと第一生命などの大手生保が一体となった金融コングロマリットを築く可能性もある。
 現在のりそな株は、1,050円前後だ。景気回復後は、4,000円程度まで上昇する可能性もあり、4倍程度のリターンが見込まれる。

 以上の5つの金融株を上げた。
 このほかにも有望な株はまだまだあるのだが、リスクがそうじて低く、かつリターンをこれからあげようと思うのであれば、この5つの銘柄は購入してもいいのではないだろうか。
 あくまでも、私個人の思惑ですけどね・・・

 私は、今回の株式市場の低迷を受けて、ハイテク・輸送株を手放し、金融株へのシフトをしようと思います。
 ハイテク・輸送株の今後の上昇はある程度天井が見える位置に来ており、さらなるリターンをあげようとすれば、火中の栗を拾う気持ちで金融株へのシフトが重要なのでは?と考える。
 
 ただ、大手都市銀行を中心に今後は大型増資の予想もあるので、買いのタイミングを慎重に見極めていきたい。

 なかなか1万円台を回復しないNIKKEI225。
一方で、NYダウは1万ドル台を回復している。

 NYダウの1万ドル台への回復へは懐疑的な見方が多いなかで、依然として日本株の出遅れが指摘されているが、景気敏感株が多いとされる日本株の本格的な上昇はまだまだ先のことのようだ。

 さて、この数週間の出来事をまとめると、FOMCで利上げが見送られ、ケース・シラー指数が4ヶ月連続で上昇、10月の月別失業者申請件数が50.2万人にまで減る、米国の住宅購入促進プログラムと自動車購入補助が終了するなど景気対策に関する様々なニュースが入ってきた。

 年初からの大型景気刺激策が終了し、効果を見極める時期に来ているが、どうも追加の景気刺激策を打たねばならない状況になり、かつドル安と原油高も世界経済回復に対して大きな問題となりそうだ。

 景気刺激策では、ケース・シラー指数の全米コア25が上昇したのは、住宅購入促進プログラムの恩恵であるとされているが、このプログラムが年内にも終了するので、再び住宅価格は下落に転じると予想されている。
自動車購入補助も、9月で終了したとたん、自動車の販売台数が落ち、いまだに回復の兆しが米国市場では見えない。
 日本でも、プリウスなどのエコカーを対象にした買い替え奨励策が来年3月で打ち切られるので、来年以降の自動車販売の落ち込みが見込まれる。

 中国では、政府主導のもと「家電下郷」というスローガンのもと農村への家電販売促進(助成金の支給)を行った結果、単価のやや低い家電は販売量が増え、中国の現地企業は潤った。
 単価の高い外資系企業にとってはあまり恩恵を受けなかった政策だが、今度は都市部に対して家電城進をスローガンに販売促進を行うので、こちらは日本のソニーやパナソニックなども恩恵を受けれそうだ。

 BRICSなど新興諸国は、今回の不況脱却のためのテコとなるべく、動いており遅まきながらデカップリング論が動き出した。
 ただ、ここでも気になるのは、資源を持つ国と持たざる国で、原油がWTI価格で1バレル=80ドルを突破した今、BRICSなどの新興諸国でも石油の純輸入国(インドなど)では景気回復の度合いが懸念される。

 今後も、ドル安と原油価格の動向に注意が必要だ。
 ちなみに、ドル安は2010年度も続き100円を超えるのは現時点では難しいと予想している。なので、ドル建てで取引される原油も世界経済が急速に落ち込まない限りは、WTI価格で1バレル=50ドルを割り込むのは難しいのではないかと考えている。

 ただ、ドルもFRBとBOJの金利差や国債発行や長期金利の動向を踏まえても、80円近辺まで落ち込む可能性は低いし、WTI価格で1バレル=100ドルを突破すれば再び、世界経済がインフレによって急速に冷え込むので、OPECなどが増産にむごくと予想される。

 景気敏感株とされるNIKKEI225は、今後も1万円を上値抵抗線、9,000円を下値線としても見合うのではないだろうかと予想している。
 来年の3月にかけては、8,500円台まで下がることもありえるので、いまはニュートラルのポジションをとり、ひたすら待つのが得策ではないでしょうか。

 沈まぬ太陽を見た人は、NALと見れば沈まぬ太陽で出てきた国民航空の略称であるとピンと来る人も多いと思う。

 NALは、JALをモデルにしており、JALが実際に起こした不祥事の数々が小説の中に入っている。
JALは、これまで円高ドル安基調であるにもかかわらず、高値で11年分の為替予約を行ったり、NYのエセックスホテルを買収したさいに、巨額の借入金を年率11%もの高金利で借り入れたり、総会屋対策として株主優待券を不正流用し、対策費用の原資にあてたなどの事実が数多くある。

 このほかに、映画の中で一番の問題であった、組合の問題。過度の労使対立から会社側が行った分裂工作により、御用組合を誕生させ、昇進や待遇などにおいて区別し、現場を混乱させたことも事実だ。

 上記に記したことはいずれも、沈まぬ太陽の小説や映画の中でもでてくる。小説や映画のなかに出てこないが、バブル期に大量の航空機を発注したが、引渡しはバブル崩壊後であったため、大量の大型機材を必要とせず、受領後にアメリカの砂漠に長期間にわたって放置していたことなどもあった。

 これだけの悪行を尽くし、挙句の果てが会社存亡の危機に立たされているにも関わらず、なお企業年金の減額を拒否するのはおかしい。

 元来、企業年金とは国民が一律加入する国民年金と企業と勤めている人が掛け金を折半し支払う厚生年金があり、その上で勤続年数や功績などに応じて会社が支払う企業年金が存在する。

 JALの3層構成となっている年金のうち、企業年金分が個人が受領する年金額の半分ちかくをもらう計算となっている。
つまり、22歳から60歳の定年まで勤めた日航の職員の場合の標準例だと、国民年金は792,800円が満額受給の人はもらえ、給与に応じて厚生年金は200万円から300円前後もらえ、功績に応じて企業年金は250万円から500万円前後もらえている計算となるそうだ。
 某雑誌を要約。

 厚生年金と企業年金は一体型の運営を行っていることから正確な推測は難しいが、通常の企業年金と比較すると割高だと考えられる。
 
 輸送としての航空産業は過去の産業となっている。
 今、勤務している従業員は、昇給凍結やボーナスカット、契約社員への移行などで苦しい思いをしている。日航OB・OGでも生活が困窮している人もいるとは思うが、誤った企業経営のツケを国民の税金投入という形で解決するのは間違っており、痛みわけの意味で企業年金のカットに応じるべきだろう。

 JALの社内報にて、沈まぬ太陽を批判し、顧客離れが起きることを危惧しているという趣旨の報道があったが、沈まぬ太陽の一部内容を認めて反省する趣旨をだし、新しいスタートラインに立つぐらいの気持ちでいてほしい。
 いま、JALに乗ると今日の経営難でお客様に迷惑をかけているという趣旨のアナウンスが流れるが、CAが話さず社長が話さないと意味がないのではと思う・・・。

 国民航空の恩地ならば、現在のような状況に陥った国民航空をみて、年金削減に応じるのではないだろうか・・・
 そんな幻想を描いてします・・・

 
 追伸、国民航空の恩地のモデルとなった人は、小倉寛太郎は左翼活動家だったようで、日航入社以前にも大学時代は東大ポプラ事件、大学卒業後はAIGの組合幹部として活躍していたらしい。
 奥さんも、三越の労働組合に所属していた活動家であったようだ。
 私は、沈まぬ太陽が組合と会長側からの視点でしか書かれていないので、一方的な立場でのみ日航の問題を論ずるのはいかがなものかと思うが、JALも沈まぬ太陽の調査・取材時に取材を拒否し、作品に関与しなかった以上、一方の都合のよいように書かれても仕方がないのではないだろうか・・・。

 

 先日、ひさしぶりに韓国に行きました。

 今回は、仕事ではなかったので、緩んだ気持ちで飛行機に乗り込みましたが、同行者に、仕事モードの顔をしているといわれました。

 ソウル行きの便に乗ると顔が締まります…
締まった顔を緩ませるため、機内でウィスキー(シーバスリーガル12年)の水割りを飲みしたが、おいしかったのでついついビールと日本酒も頼んでしまいました…
同行者に文句を言われるので、ウィスキー以降はギャレーに行って立ち飲みですませましたが…
いつもの悪い癖が出ました…

 ソウルは、寒いのかと思って冬支度をしていきましたが、名古屋と気温は変わらずすごしやすい陽気でした。
今週末は、真冬並みの寒さのようなので、一週間遅ければさぞ寒い思いをしたでしょう。


 今回は、ソウル市内だけの滞在だったので、中心街の明洞とその周辺で過ごしましたが、清渓川や景福宮なども観光しました。

 以前、景福宮を見ようとした時は、全体が改装工事を行っていたので観光できず、今回は見られて良かったです。ついでに、韓国の大統領府・青瓦台も正門から見学しました。
 話題の清渓川も見られ、ソウルの主要観光ポイントはこれで大体見られたかと思います。

 清渓川から景福宮へ向かう途中、新聞社やオフィスなどが立ち並ぶ日本の大手町のような場所を歩いていると、ビルの壁一面に安重根君の手形が貼ってあり、最初の訪韓から10年以上たちましたがこの国の変わらない反日精神を感じました。


 食事は、代表的な韓国料理を食べましたが、一番おいしかったのは焼肉と光州クッパです。韓国料理の魅力は、食事を頼むと副菜が一緒についてきて副菜はおかわり自由というのがありがたいです。

 どの国に行ってもそうですが、デパートの地下はそこそこの値段で、外れがない。
韓国のロッテデパートの地下食堂は、値段も割りと安い上においしかった。
注文も簡単なのでまた機会があれば、立ち寄りたいです。


 今回は歴史施設の観光だけが目的ではなく、大学時代の知人に会うことと、カジノに行くことです。

 残念ながら大学時代の知人に会うことはできませんでした。知人は、たまたま海外出張が重なってしまったため、それまで忙しかったようでメールの返信をうつ時間もなかったようです。
 後日の連絡でしたが、したがないですね。


 カジノでは、日本に一番近く、古くからあるということで、以前から気になっていました。
 韓国のカジノは、韓国人は入れない外国人専用となっていましたが、客層は日本人と中国人で、日本人はルーレットとブラックジャック、バカラが人気のようで、中国人は大・小とバカラが人気のようでした。

 私は、バカラが好きなのですがバカラは、短時間でお金がなくなるので軍資金の少ない今回は、ルーレットだけにしました。
 ルーレットならば、小額でも楽しめるのですが、今回のルーレットの台は面子が面白かったです。

 ルーレットのテーブルには、6名が座れるのですが、日本人が私と同行者も入れて4名で後は海外在住の韓国人が2名でした。
韓国人のうち、1名は某事件の主犯であった許○●にどこか雰囲気が似ていました。
そのほかの人は、特徴もない普通の観光客でしたが、許氏の賭け方がすごかった…
 
 韓国では、最高額の紙幣が5万W(邦貨価値で4,000円前後)ですので、高額決済には小切手かクレジットカードが使われますが、カジノでは小切手の使用が認められており、許氏は一点掛けばかりを狙っているのですぐに目の前のチップがなくなり、10万Wの小切手を何回か切っていました…

 私が確認しているだけでも、4回は小切手を切っていたので、おそらく許氏は50万W前後負けていたと思います…
1回だけ、一点掛けがあたり36倍になったのですが、それもすぐに使ったみたいで、また小切手を切っていました…
たまに、くる分にはいいけど近場にあると悪所通いと同じでやめられなくなりそうです…
同席の日本人も1ヶ月前に着たばかりだといっていたので、カジノ依存症は怖いですね…
改めて、カジノはおそろしい場所だなと思いました。

ちなみに、私の結果は小額投資で、一応倍になって帰ってきましたので、まずまずの成績でした。
やはり、こういう場所でも欲をかかずに地道にチップを積み上げていくことが重要ですね。

 
 さて、いろいろとありましたが最後に肌で感じた韓国経済について書きます。
韓国は、いま日本よりも若年者の失業が問題となっています。
 
 日本の渋谷にあたる、明洞を歩いていても屋台で食事をする人は多くても、ちょっと高めのレストランでは土曜日の夕食時間帯なのに席が半分程度しか埋まっていない。
食事をしている最中に、待ち行く人に目を向けても買い物袋を持っている人はまばらで、日本と同じで若者の消費不振が深刻なのではないかと感じた。

 また、帰国時に仁川空港で駐機場に目を向けると、複数の大型旅客機が電気もつけずに待機していた。
18時前後の時間帯なので、大型機であれば、これから北米あるいは東南アジアやその他夜行便の準備をはじめるために、タラップをつけるなり、搭乗ゲートの前に移動するなどの動作をとるのだが、その様子もないので、どうやらステイの状態にあるようだ。

 B747やB777などの大型機がステイしている状態をみると、いくら東アジアのハブとなった仁川空港でさえも世界的な不況の波を受け、運行規模の縮小をせざるを得ない状況にあるのだろうと考えました。

 韓国の人口は、4800万人前後ですので、就労者は1400〜1800万人前後でしょう。
資源を持たず、国内市場も小さな国が、輸出産業で1400万人から1800万人の就労者を養いかつ、日本に追いつけ追い越せできました。
人口4800万人を輸出産業で養っていくのは大変なことでしょう。
常に、先を見据えて、手段を選ばずという手法には賛否両論でしょうが、韓国経済がそうせざるを得ない状況なのだなということが今回の旅行でわかりました。


 最後に、今回は観光メインで旅行をしたが、反日という要素を抜けば、韓国がこれだけ楽しい国だったということに驚きを隠せません。
食べ物もおいしく、物価も安く、買い物もしやすい。
そして、日本語も通じる。
日本の女性が韓国旅行を何度も繰り返すのも理解できました。
 
 観光するときは、頭の中身を切り替えて楽しむことだけに徹して旅行をすることを今回学びました。

今日はなんとなく思ったことをつづります。

なんとなく、自分の年を数えてみるともうじき27歳になります。
30歳まで後、3年です。
 
同期は、結婚し、子供ができた人もいれば、離婚した人もいます・・・
そろそろ、まじめに考えないといけないのかな・・・
なんとなく、そう思いました。


なんとなく、いとこに会いました。
いとこの子供は、2歳半になりました。
 
「グリとグラ」という絵本の一部を暗記したそうで、私に暗記している箇所は本を読まずに話してくれました。
暗記していない箇所は、一緒に声を出して読みました。
 
せっかく仲良くなったのに、別れ際になぜか蹴られました・・・
痛かったです・・・
なんとなく、別れ際の蹴りが心にひっかかっています・・・


なんとなく、今日はお酒がおいしくないです。
山崎12年を飲んでいます。

なんとなく、いつもの味がしません・・・
こういう時は、アイラのラフロイグに変えたほうがいい・・・

こんな日は、ピートの強いウィスキーが合います・・・
なんとなく、そう思います・・・

なんとなく、明日もがんばれそうな気がしてきました・・・
寝ます・・・

このページのトップヘ