為替相場が、乱れて先が読めません。
ユーロ円は、160円で揉み合うのではないのかと考えていだが、あっという間に週の下値では150円まで下がり、その後は153円台に戻ったが、円高ユーロ安の気配はこの後も続きそうだ。
今週になって、ユーロが急激にドルに対しても円に対しても下げた要因は、ECBのトルシェ総裁が、利率の維持を発表したが、次は利下げをするのは確実という目論見が市場関係者を動かし、ユーロはECBの利下げを織り込んだ数字となったようだ。
ドルユーロ相場も、ドルに対してユーロのレートは最高で1.6というレートだったのが、1.43まで下がり、今後もヨーロッパ経済が減速すれば、ドルとの価値の調整が起き、1.43を下回る方向になることが予想される。
以前は、ドルの価値が下がると、金融株を中心に株が売られ、WTI原油先物が買われるという現象が起きたが、今回は原油を買ってきたファンドなども解散もしくは停止を余儀なくされているものが出始め、商品市況への熱も落ち始めており、今回の円高ドル安進行時にはどのような事態になるのだろうか?
オーストラリアやNZなど高金利通貨国の相場も金利引き下げが現実味を帯びたことなどから軒並み下がり、オーストラリアドルと円は、80円台に戻った。NZドルも、対円で70円台に戻った。
私の希望は、ドル円相場は110円前後で安定してくれると、アメリカ経済にも日本経済にも、インフレにもいい水準なのではと思っている。
日曜日の夜に、ファニーメイとフレディーマックの救済措置(国有化)が正式に決定したことなどがプラスとなり、今日の東京市場をはじめ、世界中の株式市場が大幅反発となったが、アメリカの住宅市場は下落の一途をたどっており、住宅市場のバーゲンフェアを狙うバーゲンハンターの出没も確認されておらず、まだまだ下落する余地がありそうで、ファニーメイとフレディーマックの救済は、一時的なプラスにはなるだろうが、長期的な効果とはならないだろう。
ちなみに、今回の国有化は、アメリカ国内ではポールソン財務長官が放ったバズーカ砲だと伝えているらしい。バーズーカ砲を打つと、反動で肩などに疲労が残るが、財務長官と財務省にはどんな疲労が残るのだろうか?
アメリカ経済が急速に減速し、アメリカへの輸出で成り立っていた中国経済も減速となり、その他の国も余波を受けている。輸出依存型の日本にとっては円の価値の上昇ではなく、他通貨の下落は良いことではなく、国内株も年内は14,000円トライは現状だと難しいだろうし、年明けはどのような相場になるのか今のところは全く予想はできない。
1970年代も、3年間は経済が停滞したので、それを参考にすると2009年の後半から徐々に回復の兆しが見え始め、2010年には回復が本格するというシナリオになるのではないかと考えているが、回復の起爆剤はなんだろうか?
内需成長が続く、インド、中国あるいは、NEXT11だろうか?資源国も、世界経済の減速を受けて以前のような輝きがなくなる傾向にあるなかで、次の種探しを見つけるのは難しいが、楽しいものだ。
アメリカの住宅価格が今回の国有化でどうなるのか、今後を要注目です。
ユーロ円は、160円で揉み合うのではないのかと考えていだが、あっという間に週の下値では150円まで下がり、その後は153円台に戻ったが、円高ユーロ安の気配はこの後も続きそうだ。
今週になって、ユーロが急激にドルに対しても円に対しても下げた要因は、ECBのトルシェ総裁が、利率の維持を発表したが、次は利下げをするのは確実という目論見が市場関係者を動かし、ユーロはECBの利下げを織り込んだ数字となったようだ。
ドルユーロ相場も、ドルに対してユーロのレートは最高で1.6というレートだったのが、1.43まで下がり、今後もヨーロッパ経済が減速すれば、ドルとの価値の調整が起き、1.43を下回る方向になることが予想される。
以前は、ドルの価値が下がると、金融株を中心に株が売られ、WTI原油先物が買われるという現象が起きたが、今回は原油を買ってきたファンドなども解散もしくは停止を余儀なくされているものが出始め、商品市況への熱も落ち始めており、今回の円高ドル安進行時にはどのような事態になるのだろうか?
オーストラリアやNZなど高金利通貨国の相場も金利引き下げが現実味を帯びたことなどから軒並み下がり、オーストラリアドルと円は、80円台に戻った。NZドルも、対円で70円台に戻った。
私の希望は、ドル円相場は110円前後で安定してくれると、アメリカ経済にも日本経済にも、インフレにもいい水準なのではと思っている。
日曜日の夜に、ファニーメイとフレディーマックの救済措置(国有化)が正式に決定したことなどがプラスとなり、今日の東京市場をはじめ、世界中の株式市場が大幅反発となったが、アメリカの住宅市場は下落の一途をたどっており、住宅市場のバーゲンフェアを狙うバーゲンハンターの出没も確認されておらず、まだまだ下落する余地がありそうで、ファニーメイとフレディーマックの救済は、一時的なプラスにはなるだろうが、長期的な効果とはならないだろう。
ちなみに、今回の国有化は、アメリカ国内ではポールソン財務長官が放ったバズーカ砲だと伝えているらしい。バーズーカ砲を打つと、反動で肩などに疲労が残るが、財務長官と財務省にはどんな疲労が残るのだろうか?
アメリカ経済が急速に減速し、アメリカへの輸出で成り立っていた中国経済も減速となり、その他の国も余波を受けている。輸出依存型の日本にとっては円の価値の上昇ではなく、他通貨の下落は良いことではなく、国内株も年内は14,000円トライは現状だと難しいだろうし、年明けはどのような相場になるのか今のところは全く予想はできない。
1970年代も、3年間は経済が停滞したので、それを参考にすると2009年の後半から徐々に回復の兆しが見え始め、2010年には回復が本格するというシナリオになるのではないかと考えているが、回復の起爆剤はなんだろうか?
内需成長が続く、インド、中国あるいは、NEXT11だろうか?資源国も、世界経済の減速を受けて以前のような輝きがなくなる傾向にあるなかで、次の種探しを見つけるのは難しいが、楽しいものだ。
アメリカの住宅価格が今回の国有化でどうなるのか、今後を要注目です。